強い酸味と後味のキレの良さで人気のキリマンジャロコーヒー。
キリマンジャロコーヒーの豆の産地はアフリカのタンザニア、キリマンジャロ連峰のエリアです。
アフリカを代表する山の名前を付けられているキリマンジャロコーヒー。
ここでは、キリマンジャロコーヒー豆の産地についてご紹介します。
キリマンジャロコーヒーの産地はアフリカ
キリマンジャロコーヒーの産地はアフリカのタンザニア、標高5,895メートルを誇るキリマンジャロ山のふもとの町で育てられています。
標高の高さは、コーヒー豆のグレードを評価する指標の一つ、キリマンジャロは標高1,500～2,500メートルの高地で栽培されているため寒暖の差が発生。
この寒暖の差が引き締まったコーヒー豆を作る効果を持つため、この産地で採れたキリマンジャロコーヒー特有の酸味や香りが生まれるのです。
コーヒーそのものはタンザニアで採れてはいましたが、タンザニアがアラビカ種であるキリマンジャロの産地として定着するには時間がかかりました。
アラビカ種は華やかな香りで高品種であるものの生育条件が厳しいという弱点を持つため、降水量の多いタンザニアでは、生育管理が上手くできなかったのです。
タンザニアがキリマンジャロコーヒーの産地として、定着する兆しがみえたのは1914年の頃です。
当時、タンザニアを植民地支配していたドイツとイギリスによる大規模なプランテーション開発が発端となります。
キリマンジャロコーヒーの産地であるタンザニアと遠く離れた日本。
現在はトップクラスのキリマンジャロコーヒー消費国といって良いでしょう。
日本にキリマンジャロというブランドが認識され定着したのには一人の作家の存在があります。
パパ・ヘミングウェイの愛称を持つ作家、アーネスト・ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」がきっかけでキリマンジャロが一気に広がり、現在までつづく地位を確立しました。
まとめ
ここまで、キリマンジャロコーヒーの産地について紹介しました。
キリマンジャロコーヒーの産地はタンザニアのキリマンジャロ。
アフリカ大陸の屋根と呼ばれるキリマンジャロ山域のふもとの町でキリマンジャロコーヒーは栽培されています。
