イタリア発祥のエスプレッソ。
深煎り豆を高温高圧で急速に抽出することにより、コクのある濃厚な味を楽しむことができるコーヒーです。
コーヒーショップなどでエスプレッソショットと耳にして何の事だろうと思われたことはありませんか。
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ここでは、エスプレッソショットについてご紹介します。
エスプレッソショットとは
エスプレッソコーヒーを数える単位をエスプレッソショットといいます。
エスプレッソコーヒーは、1回に作る規定の量が決まっており、エスプレッソマシンで抽出する1回分の量を1ショットと表現。
同じエスプレッソショットでも濃く抽出した場合と薄く抽出ときでは、味わいに変化があらわれます。
リストレット(制限された)は、少ない容量で抽出するため、より濃度が濃くなり、ルンゴ(長い)は多い容量で抽出をおこなうため、薄い濃度に仕上がります。
エスプレッソショットを作るときの量
エスプレッソショット1回分に使用するコーヒー豆の量は、7~8gです。
1回の抽出で作られるエスプレッソコーヒーの量は約30㏄のため、ミルクなどを加えて容量を増して提供するのが一般的です。
もちろん、ほかの飲料を加えずにエスプレッソコーヒーを楽しむこともできます。
ダブルやドッピオという2ショットやトリプルもしくはトリポロと表現する3ショットは、カップ内に満足できる量があるため、エスプレッソそのままの味を堪能することができます。
エスプレッソショットのカフェインは少ない
深煎り豆を使用するエスプレッソショットの方が浅煎り豆で淹れたドリップコーヒーよりも、カフェインの量は少ないです。
コーヒー豆は、深煎りするほどカフェインは少なくなるため、基本的に深煎り豆を使用するエスプレッソショットのカフェインが少なくなるわけです。
また、使用するコーヒー豆の量が多いほど、カフェインは多く含まれます。
エスプレッソショットに使用するコーヒー豆の量が7~8gに対してドリップコーヒーは7~15gのため、ドリップコーヒーに多くのカフェインが含まれます。
まとめ
ここまで、エスプレッソショットについて紹介しました。
エスプレッソショットはエスプレッソマシン抽出する規定をあらわす単位です。
1回分のエスプレッソショットに用いるコーヒー豆の量は、ドリップコーヒーと比べて少なく7~8g。
少量のコーヒー豆に加えて深煎りという状態のため、含まれるカフェインもドリップコーヒーよりも少ない仕上がりとなります。