夏の暑い日に、仕事で外回りをして汗だくで会社に帰ってきて飲みたいのは、確実に冷たい飲み物で、いくらコーヒー好きでも、残念ながらホットコーヒーを飲む気にはなれません。
大体は冷蔵庫に冷やしてある、1本200円程度のアイスコーヒーのペットボトルか、冷たく冷やした缶コーヒーでしょう。
無糖、加糖、微糖などにおおざっぱに分けられてはいますが、どこか味に満足していない、という人も多いはずです。
それでは、アイスアメリカーノを試してみてはいかがでしょう。
エスプレッソの深いコクと苦味をマイルドに味わう事の出来るアメリカーノをアイスで飲めるのであれば、絶対に不満は解消されるでしょう。
その作り方をご紹介いたします。
アイスアメリカーノの作り方
アイスアメリカーノとは、簡単に言えば、エスプレッソを水で薄めて飲むことです。
アメリカーノを作るときは、コップにエスプレッソを入れてから次にお湯を入れますが、アイスの場合は少し違います。
まずは、グラスに氷を入れます。
そして抽出したエスプレッソを氷の上から入れます。
コーヒーの濃縮液のエスプレッソをその時60cc入れます。
つまり通常の30ccの倍です。
そして、約150cc程度の冷たい水で割ります。
氷を沢山入れた場合は溶けることも考えて、水の量は調整してください。
ホットと違って水割りなんて大丈夫なのか?と疑問に思う方も多いと思いますが、エスプレッソのダブルは、多少水で薄められても、全く問題ありません。
むしろ、コーヒーの深みを十分楽しめる味わいです。
アイスコーヒーが何か物足りないと感じる理由は、冷たく飲みやすい反面、コクが失われてしまうからです。
そして、ミルクとシロップ入れすぎてしまった場合、まさにただの甘いジュースのような味になってしまいがちです。
アイスアメリカーノの最大の売りは、ブラックで飲む時だけではなく、ミルクやシロップを多めに入れてしまっても、十分にコーヒー豆のコクが楽しめる点にあるでしょう。
まとめ
アイスアメリカーノはただのアイスコーヒーにはないコクと風味を味わう事が出来ます。
そして、シロップを入れる場合、ホットの時よりも甘みは感じにくくなりますので、多めでもかまいません。
コーヒーシロップが合うのはもちろんですが、フレーバーシロップを入れることで、全く違う味を楽しむ事も出来ます。
例えば、バナナシロップや、アーモンドシロップなど自由にご自身で楽しんでいただけます。
アイスアメリカーノは、通常のアイスコーヒーよりもさっぱりとした感じがします。
ただそれは、水で薄まっただけのさっぱり感ではなく、コーヒーのコクを十分に楽しめるさっぱり感です。
普通のアイスコーヒーに飽き足らなくなってしまった人は、十分試す価値があります。
汗だくで会社に帰ってきた意中の営業マンや、尊敬する上司に、何も言わずに出してみたらいかがでしょう。
今までと違う反応があることは間違いありません。