妊娠中はお腹の中に新しい命を宿しているので口にするものにも気を配る必要があります。
カフェオレをはじめとするコーヒーにはカフェインが含まれています。
このカフェインは妊娠中ではなくてもコーヒーを70杯以上飲むと命を落とすと言われます。
妊娠中は何杯であれば母子ともに問題の無いカフェイン量なのでしょうか。
妊娠中のカフェインの影響とは
そもそもなぜ妊娠中にカフェインは避けた方が良いのでしょうか。
カフェインは中枢神経を刺激して外的に緊張させて、血管や心筋などの収縮をうながす、基礎代謝を活発にするなどの働きをします。
この働きは妊娠初期の胎盤が形成されるまでの間に、血管が収縮することで、お腹が張りやすくなります。
その結果、流産のリスクが上がります。
出産してからも授乳期間中に母親がカフェオレなどでカフェインを摂取すると、母乳にカフェインが含まれます。
乳児に母乳を通じてカフェインが接種されることで寝つきが悪くなることがあります。
基本的にはカフェインを含む飲み物は摂らないことが望ましいです。
妊娠中に影響が少ないと容認されるカフェオレは何杯
WHO(世界保健機関)などの各国のリスク管理機関による注意喚起によると妊娠中1日に摂ることが出来るカフェイン量は200~300mgと発表されています。
しかし、200~300mg未満の妊婦より200~300mg以上の妊婦のほうが流産する可能性が高い研究結果がありますので100mg以下か摂取しないほうが良いといえます。
カフェオレ100mlあたりカフェインが約40〜50mg含まれています。
コーヒー豆の品種やミルクとの配合により変動はありますが、この数値をもとにすると1日に200mlが安全な接種量になるといわれております。
コップ1杯分くらいでしょうか。
まとめ
カフェインは妊娠初期から妊娠後まで控えた方が流産のリスクや乳児に与える影響が少なくなります。
1日のカフェイン摂取量の目安はカフェオレ200mlです。
マグカップ1杯分の量です。
しかし、工夫次第では2杯、3杯と飲むことが出来ます。
カフェインレスのカフェオレにする、1回に飲む量を減らして複数回に分けることで多くカフェオレを飲んだと脳を錯覚させる、薄めるなど方法があります。
母体だけではなく胎児、乳児にも影響を与えてしまうの何杯で考えるより、カフェイン何mlかで考えた方が確実です。