人は見かけによらぬものということわざがあります。

人の性格や能力は外見だけではわからないという意味です。

怖そうに見えて、実は優しい人だったり、あの人がこんな事をするなんてと驚くこともあります。

実は、カフェオレとエスプレッソにも、見かけによらぬものがあります。

それはカフェオレとエスプレッソの製法が鍵を握っています。

見かけによらぬカフェオレとエスプレッソの驚きの違いについて、詳しくご説明いたします。

カフェオレとエスプレッソの違い

カフェオレ エスプレッソ 違い

カフェオレとエスプレッソの違いについては、一目瞭然に違います。

まず見た目の色、カフェオレはドリップコーヒーと牛乳を1:1で混ぜたものですので、見た目は薄いクリーム色をしています。

一方エスプレッソは、エスプレッソマシンで、コーヒー豆に短時間に圧力をかけて抽出したコーヒーです。

その為、とても濃い茶色をしています。

黒に近いかも知れません。

味も正反対で、カフェオレはドリップコーヒーの苦みを牛乳を入れることで薄めていますので、子供のコーヒー入門用初級編といった味がします。

一方、エスプレッソは、マシンの一回の抽出される一杯分の量は約30mlですが、それを直接小さいデミタスカップで飲みます。

初めて飲んだ時は、ひっくり返るほどの苦さを感じます。

まさにコーヒー上級者向けの飲物と言えます。

ちなみにこのエスプレッソ2に対し8の蒸気で温めた牛乳を加えたものがカフェラテです。

4倍の牛乳を加えてもコーヒーのコクと甘さを感じる事が出来るほど、エスプレッソは強力です。

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カフェオレとエスプレッソのカフェインは?

コーヒーには『カフェイン』と呼ばれる成分が含まれています。

このカフェインは、興奮作用を持った、精神刺激薬です。

コーヒーだけではなく、緑茶やウーロン茶、チョコレートにも含まれています。

カフェインは中枢神経を覚醒させるため、集中力を高める効果もありますが、副作用として不眠、禁断症状による頭痛や疲労感、吐き気なのも起きます。

特に妊婦の人に影響があるとされ、1日200mg未満にするように指導されますが、これはドリップコーヒーの2杯分になります。

妊婦でない人で、一日あたりのカフェイン摂取量は400mgと言われています。

そこで、カフェオレとエスプレッソのカフェインの量を比較してみましょう。

カフェオレのカフェイン量は100mlあたり、約40~50mg程度です。

ちなみに、カフェインのコーヒー含有量は、深煎りにすると少なくなり、浅煎りだと多くなります。

あんなに強烈な苦さを持つエスプレッソは、実は約30mlでカフェ量は約40~70mgで、カフェオレとさほど変わりません。

容量を比較するというよりは、一回で飲む量を比較すると、あんなにカフェインがありそうなエスプレッソは以外にそうではないのです。

 

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まとめ

問題になってくるのが、飲みやすさです。

見た目も味もやさしいカフェオレは思わず量を多く飲んでしまいがちです。

やさしいカフェオレが牙をむくのはここからです。

200ml、300mlと飲めば飲むほどカフェインの摂取量は増えます。

もし、糖分を加えていたとしたらカロリーのとりすぎにもなります。

エスプレッソは、よっぽど好きな人でない限りは、100mlもエスプレッソを一回で飲む人はいないでしょう。

そういう意味では、苦さ故に、結局はカフェイン摂取量が抑えられます。

やさしい顔のカフェオレと、怖い顔のエスプレッソ。

それぞれ飲み過ぎにはご注意下さい。

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