カフェオレボウルとはなんでしょうか。
未だカフェやコンビニで導入されているのを見たことはありませんが、おしゃれなデザインから最近注目されてきたカフェオレを飲むためのお椀のような形をした持ち手が付いていない器です。
お椀を少し大きくしたイメージです。
なぜカフェオレボウルが注目されているのか
カフェオレボウルは19世紀から20世紀にフランスをはじめとする北欧で広く使われていた器です。
北欧の温もりがありつつもおしゃれなデザインが注目されている理由です。
他にもカフェオレをボウルに入れて飲む、というインパクトやカフェオレだけではなくスープなど多様な使い方が出来ることからも注目されています。
なぜカフェオレボウルが出来たのか、活用法
19世紀の始め、カフェオレボウルが出来た頃は現在のカフェオレボウルより大きめでした。
しかし、19世紀半ばくらいからスープ用のボウルより小さめの現在のカフェオレボウルが作られたようです。
北欧ではスープにパンを浸して食べる習慣があったためスープ用のボウルが各家庭にありました。
その後、コーヒーを飲む人が増えるとスープ用のボウルにコーヒーを入れる人が増えたため、カフェオレボウルが製造されました。
このような経緯があるため、現在のカフェオレボウルはカフェオレのみならずスープやコーンフレークなど入れて食べる器としても使うことが出来ます。
カフェオレボウルとマグカップの違いは持ち手がないことが大きいですが、カフェオレボウルは底から淵に向かうにつれて広がっている形状もあります。
この形状はスープにパンを浸しやすいように、とデザインされていたスープ用ボウルの名残です。
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まとめ
カフェオレボウルとはカフェオレを飲むためのお椀のような形をした持ち手が付いていない器です。
北欧で19世紀から20世紀に多く使用されていました。
元々スープ用ボウルをカフェオレが飲みやすい大きさに改良したボウルですので、現在ではカフェオレだけではなく、スープ、他の飲み物など活用できる幅が広いです。
北欧のおしゃれなデザインも注目されている理由です。
今後、さらに広がっていくのではないでしょうか。