エスプレッソを淹れるとき、スムーズに抽出されなかったり、エスプレッソが薄かったりすることはありませんか。
このようなときには、コーヒーメーカーそのものの問題も考えられますが、豆の量や挽き方に原因がある場合もあります。
コーヒー豆の量が多すぎる、反対に少なすぎることはエスプレッソの仕上がりに大きく影響をあたえます。
ここでは、エスプレッソの豆の調整の仕方をみていきましょう。
美味しいエスプレッソを淹れるための豆の調整
エスプレッソがスムーズに抽出されない、ポタポタと雫状になってしまう場合には、豆の詰め過ぎと挽き方が細か過ぎることが挙げられます。
エスプレッソ1ショット、25~30㏄に対して使用するコーヒー豆の量は、18~20gが一般的です。
使用する豆の量が多いほど濃いエスプレッソになる。
たしかに理屈はあっていますが、詰め過ぎは理想的な抽出を損ないます。
上手く抽出されないときは、一度豆の量を調整してみましょう。
使用するコーヒーメーカーに適した豆の挽き方に調整することも、上手にエスプレッソを淹れるポイントです。
電気式のエスプレッソマシンを使用する場合は、極細挽きのコーヒー粉で問題ありませんが、直火式のマキネッタにおいて極細挽きは細かすぎるため、スムーズな抽出ができません。
マキネッタでエスプレッソを淹れるときには、極細挽きより少し粗い細挽きに調整することを心得ましょう。
それでは、エスプレッソの抽出スピードが速すぎる、味が薄すぎる場合にはどのようにすれば良いのでしょうか。
電気式のエスプレッソマシンを使用したときの1ショット抽出時間は、20~30秒が目安です。
この抽出時間よりも早く終わる場合には、コーヒー豆の使用量が少ないことが考えられます。
20gを上限として豆の量を調整してみましょう。
エスプレッソの味が薄い原因には抽出スピードが速すぎることが挙げられますが、加えて豆の挽き方が粗すぎて起こることもあります。
標準的な抽出時間でもエスプレッソの味が薄い・コクがないときには、豆の挽き加減を細かくしてみましょう。
まとめ
ここまで、エスプレッソの豆の調整についてみてきました。
美味しいエスプレッソへと淹れるポイントには豆の調整がかかせません。
上手く抽出できないときには、今回お伝えしたことを参考にしてみてください。