最近、「水出しコーヒー(コールドブリュー)」という言葉をよく聞きます。
このコーヒーは言葉通り、コーヒーを水で抽出する方法で、時間はかかりますが通常のドリップ方式(コーヒーフィルターに入っている豆に熱いお湯を注ぐ)よりもすっきりとしたまろやかな味わいになると言われています。
今回は、コーヒー豆の量を中心に水出しコーヒーの作り方を紹介します。
水出しコーヒーの豆は作り方によって量も変わる!
水出しコーヒーは上記で説明しましたが、コーヒーを水で長時間抽出します。
なので、豆に水が浸透している時間も長いわけですから、インスタントコーヒーやドリップ式のコーヒーを飲むときと同じ豆の量だと薄くなります。
そのことを踏まえて読んでくださいね。
水出しコーヒー、ハリオポットでの作り方・時間
水出しコーヒーを作るのにメジャーな容器はハリオ製の水出し用ポットです。
値段も手頃で、水出しコーヒー初心者ならあまり失敗はないでしょう。
もちろん、作り方は説明書に記載しているとは思いますがおススメの分量は飲料水1リットルに対し、豆が80gです。
あらかじめ水をポットに入れ、ストレーナーに豆を入れます。
そしてストレーナーをゆっくりポットに設置し一晩おけば完成です。
一晩の目安は8時間から12時間です。
ストレーナー付きの水出しコーヒー用ポットだと、豆全体に水を浸透させる時間が長くかかるので、6時間だと少し薄く完成してしまうかもしれません。
あとは、自分で味の調節をしてください。
水出しコーヒー、ピッチャーやペットボトルでの作り方・時間
家庭で作る水出しコーヒーで、もうひとつ簡単なのが、お鍋や麦茶用のポット、ペットボトルで作る方法です。
こちらの分量は飲料水1リットルに対し、豆は60gがオススメです。
ハリオのポットより豆が少ないのはストレーナーがないからです。
お水が入っているポットに挽いた豆をゆっくり入れ(勢いよく入れると濁りや雑味が出ます)ゆっくりとかき回し、お鍋やピッチャーはラップなどでしっかり密閉し6時間から10時間冷蔵庫におきます。
この時間もハリオのポットより短いのは、豆がまんべんなくお水に浸透するので短い時間でもはっきりとした味わいのコーヒーができます。
そして飲むときは、コーヒーフィルターでろ過してください。
まとめ
水出しコーヒーはこのほかにもパックになっていたり、専用のコーヒー豆があったり水を一滴一滴落とす点滴式の容器があったりと作り方は様々です。
それによって、コーヒー豆とお水の対比が若干変わってきてしまいますが好みの味わいや風味は人それぞれ違ってくるので、この二つの基本の作り方を覚えておけばどんな容器や作り方でも対応できるはずです。
今年の夏はおいしいコーヒーで暑さを乗り切ってくださいね!