水出しコーヒーとは、水で抽出するコーヒーのことです。
ゆっくりと低温で抽出するので、高温が原因で起きる酸化が起こりにくくなり、さらに苦味や渋みも元と言われているタンニンやカフェインが溶け込みにくくなります。
そのため、苦味や雑味が抑えられるため柔らかくて優しい風味のコーヒーを楽しむことができます。
なので、水出しコーヒーは最近流行しているコーヒーの楽しみ方の一つと言われています。
手軽に水出しコーヒーが作れるのも魅力的です。
では、水出しコーヒーを作るときの水の量や温度はどれくらいなのでしょうか?
今回は、水出しコーヒーの水の量や温度について紹介していきたいと思います。
水出しコーヒーの水の量はどのくらい?
水出しコーヒーを作る上でとても大切なのは水の量になります。
まず1人前の水出しコーヒーですが、豆の量が15gにたいして水の量は150ccになります。
この量で作った水出しコーヒーは、120cc~130ccのコーヒーが出来上がります。
ちなみに2~3人前の水出しコーヒーを作るとなると、豆の量が40gで水の量は500ccが必要になります。
そして、出来上がる水出しコーヒーの量は450ccです。
これはあくまでも目安になります。
味の好みによって水の量が変化してきます。
水の量を自分で調節するときに注意することは、作ろうとしている水出しコーヒーの量より少し多めの水を使うことです。
これに注意すれば、水の量を調節して自分好みの水出しコーヒーを作ることが出来ます。
水出しコーヒーの水の温度は?
水出しコーヒーは水の温度によって味が変わってきます。
水の温度が低すぎると、薄い麦茶のような味になってしまいます。
そして、水の温度が逆に高すぎると酸味がキツくて雑味も出てきてしまいます。
なので、最適とされている水の温度ですが、50℃が最適だと言われています。
50℃と聞くと高温のイメージがあると思いますが、実際は水とお湯の中間ぐらいの温度になります。
この50℃という温度は非常に作りづらい水の温度です。
なので、水出しコーヒーを作る際は常温の水700gにお湯を300g混ぜれば約50℃になります。
これ以外にも独自の温度調節があると思うので、その時は水の温度を50℃にして美味しい水出しコーヒーを作りましょう。
まとめ
水出しコーヒーの水の量と温度について紹介しました。
やはり、水出しコーヒーを作るには水の量と温度がとても大切なことだとわかりました。
紹介したのはあくまでも目安になるので、自分好みの水出しコーヒーを作るときに参考にしていただければと思います。