コーヒーは、コーヒーベルトと呼ばれる北回帰線と南回帰線の間で生産されています。
モカの産地であるイエメン、エチオピアもコロンビア、ブラジルもそのコーヒーベルトに入っています。
それぞれの味の特徴など違いを調べてみました。
ブラジルコーヒーとモカコーヒーの違い
モカコーヒーはコーヒーの中でも最も古いブランドでイタリアなどではコーヒーのことをモカと呼びます。
その味は果実のような香りと酸味と甘みとコクを加えたコーヒーです。
ブラジルコーヒーは少し軽めの甘い香りと酸味、苦み、コクともにバランスよく軽めの飲みやすいコーヒーです。
ブラジル産のコーヒー豆は中煎りすると柔らかな味、深煎りすると力強い苦みを楽しめる特徴があり、そのことからブレンドコーヒーのベースによく使われます。
イエメン産のモカコーヒー豆は強めの酸味とまるで果実を思わせるような豊かな香りが特徴で、甘みとコクも同時に味わうことができます。
エチオピア産のモカコーヒー豆はフルーティーな香りとやはり強い酸味が特徴です。
コクや苦みは少し控えめな印象があります。
ブラジル産のコーヒー豆の代表的な豆はサントスです。
味の特徴は酸味と苦みのバランスがとても良くて柔らかいコクがあります。
ブラジルコーヒーとモカコーヒーの違いは酸味と苦みのバランスの違いと言えます。
モカコーヒーとコロンビアコーヒーの違い
コロンビアコーヒーは酸味と甘みは濃厚だけど、どちらも主張しすぎずにバランスの良いコーヒーです。
基本的なコーヒーの味と言えます。
コロンビア産のコーヒー豆はマイルドコーヒーとしてブレンドコーヒーのベースに利用されるほどとても飲みやすく、柔らかい酸味を感じバランスの良いコーヒーです。
コロンビア産のコーヒーの中でもエメラルドマウンテンは厳選された高級豆で甘みと深いコクを楽しむことができます。
モカコーヒーとコロンビアコーヒーの違いは酸味の違いはもちろん、酸味と甘みとコクのバランスの違いが関係していると言えます。
まとめ
モカコーヒーとブラジルコーヒーの違いは酸味の強さや甘みのバランスとコクの深さに違いがあり、少し酸味の少ないコーヒーが好きであればブラジルコーヒーがおすすめです。