コーヒーベルトと呼ばれるコーヒーの産地は、熱帯および亜熱帯エリアのことを言います。
その中でモカのコーヒー豆の産地や特徴について調べてみました。
モカのコーヒー豆の産地
コーヒーベルトとは赤道を挟んで南緯25度、北緯25度のエリアのことを言います。
コーヒーベルトに存在するコーヒーの産地はカメルーン、ルワンダ、ケニア、イエメン、エチオピア、タンザニア、マダガスカル、サンビア、マラウィ、タイ、インド、インドネシア、ベトナム、東ティモール、パプアニューギニア、ハワイ、エルサルバトル、コスタリカ、ペルー、ボルビア、ジャマイカ、コロンビア、ブラジルなどがあります。
その中でモカのコーヒーの産地は、大きくイエメン産とエチオピア産に分かれます。
イエメン産のコーヒー豆は「モカ・マタリ」とも言います。
そのコーヒー豆の産地はイエメン北西部の高山地にあります。
アラビアコーヒーの発祥の地であるエチオピア産のコーヒー豆はモカ・シダモ、モカ・ハラー、モカ・ディマ、モカ・レケンプティなどの収穫地の名前をコーヒー豆につけています。
エチオピアはコーヒーの木が発見された国です。
高原でコーヒーの実を食べて興奮している山羊をみて、カルディがそのコーヒーの実を食べてみたことによりコーヒーの栽培がエチオピアから世界中にコーヒー栽培が伝播していったと言われています。
そのことからモカコーヒーはコーヒーの起源と言えそうです。
モカのコーヒー豆の特徴
イエメン産のコーヒー豆の特徴はさわやかな香りと強い酸味のある味わいが特徴です。
エチオピア産のコーヒー豆の特徴は焙煎・抽出後のコーヒーの苦みが少ないが、酸味の強い果実のような香りが特徴です。
モカコーヒーは他の銘柄の中でも欠点豆が多く、焙煎の際にはいつも以上のハンドピックが必要となります。
そのハンドピックはより雑味のない純粋なモカコーヒーを楽しむことができます。
まとめ
モカコーヒーにはイエメン産とエチオピア産があり、種類によっては生産国が違います。
イエメン産のモカ・マタリはコーヒールンバにも使用されていて、日本人にはなじみの深いコーヒーと言えます。
モカコーヒーはモカ香と呼ばれて、独特な香りと甘みと深いコクをもつ特徴的なコーヒーと言えます。