ヘルシー志向の方が好む豆乳は、今、若い女性を中心に人気の食材の一つとなっております。
ソイラテはじめ、豆乳鍋・豆乳プリン・豆乳クラムチャウダー・豆乳スープ・豆乳グラタン・豆乳レアチーズケーキ等々、挙げればキリがありません。
中でも手軽に豆乳が摂れるソイラテの人気は高く、自宅で手作りのソイラテを飲もうとチャレンジする人も少なくありません。
ですが、「豆乳が分離して上手く作れなかった」人が急増。
その理由は?
豆乳を分離させずに作る美味しいソイラテの作り方を紹介したいと思います。
分離しないソイラテの作り方について
牛乳でラテを作っても分離したことはなかったのに、豆乳を使ったら、分離してしまった。
こんな経験はありませんか?
この現象は、豆乳に含まれているたんぱく質と、コーヒーに含まれている酸性物質によって起こる状態変化によるものです。
ちなみに、豆乳が分離する原因は、大きく分けて2つあります。
1つは熱による凝固、もう1つは酸による凝固になります。
ソイラテの場合、熱・酸の両方による凝固になりますので、手作りする時は、豆乳とお湯の温度、コーヒーの豆選びには注意しましょう。
酸味の強いモカ、キリマンジャロ等は不向きだとされておりますが、温度に注意すれば、分離させずに作ることができます。
では、分離させずに作るソイラテの作り方についてですが、用意するものは、無調整豆乳、エスプレッソコーヒー(インスタントでも可)、砂糖です。
砂糖はお好みで入れてください。
作り方は、まず、お湯を沸騰させた後、数分おき、少し冷ましておきます。
カップの半分量の豆乳を電子レンジ、もしくはお鍋に入れて温めますが、絶対に沸騰させないよう、適度な温度に温めます。
コーヒーを豆乳の入れたカップに入れて混ぜ合わせ、お湯を加えれば、完成です。
砂糖はお好みで入れてください。
分離させずに作るポイントは、最後に加えるお湯は、沸騰させたお湯ではなく、少し冷ましたものを使うこと。
それから、お湯の分量よりも豆乳を多めに使うことになります。
まとめ
天台宗の最澄が伝えたとされている湯葉は、精進料理に欠かせないものですが、豆乳鍋を作る際、熱によってたんぱく質が固まることで湯葉ができます。
この場合も、ソイラテ同様、分離させずに豆乳鍋を食べるには、弱火を心がけましょう。