マキネッタとは、直火による蒸気圧で抽出するエスプレッソメーカーです。

日本ではポンプ圧を利用する電気式が人気ですが、エスプレッソの本場イタリアではマキネッタが主流で、ほとんど家庭に1台はあるほどです。

直火式のマキネッタとはどのようなものでしょうか。

ここでは、マキネッタの正しい使い方についてご紹介します。

美味しいエスプレッソを味わうためのマキネッタの使い方

エスプレッソ マキネッタ 使い方

小型のコーヒー沸かし器という意味のマキネッタの構造はとてもシンプルです。

水を入れておくボイラー、コーヒーの粉を入れるバスケット、抽出されたコーヒーが溜まるサーバー、このパーツの組み合わせで、コクのあるエスプレッソが楽しめます。

ここからは、エスプレッソを淹れる手順と共に、マキネッタの使い方をご紹介します。

まずサーバーに3カップ150mlを入れますが、あくまでも目安です。

少しずつ量を変化させて好みの量を探してみましょう。

3カップに対してバスケットに入れるコーヒー粉の量は18~20gが目安です。

豆の挽き方は細挽きが一般的、電動式に用いる極細挽きではバスケットが詰まる場合があるため、細挽きを使用するのがマキネッタの使い方のポイントです。

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次にバスケットにコーヒー粉を入れます。

このとき、バスケット表面スレスレにするか、表面が盛り上がるくらい多く入れるかは好みにもよりますが、入れすぎるとサーバーが閉まらない恐れがあります。

各パーツを組み合わせ、しっかりと蓋を占めます。

弱火から中火にかけるのがマキネッタの使い方の基本です。

ゆっくりと抽出することでコーヒーの旨味が引きだされます。

抽出がはじまると小さな音がでますが抽出が終わると、コポコポと聞き取れる音がしますので、この音が聞こえたら直ぐに火から離しましょう。

そのままでは、煮詰まりや焦げ付きをおこして、エスプレッソの味や香りが損なわれてしまうためです。

使用後はマキネッタを水洗いするだけで問題ありません。

マキネッタは使い込むほど良い味を引き出しますので、洗剤を使うのは好ましくありません。

まとめ

ここまで、マキネッタの使い方について紹介してきました。

直火式のエスプレッソは、ほかのコーヒーとは一味違うコク深い味わいがあります。

シンプルながらも本格的なエスプレッソを堪能できることがマキネッタ、本場イタリアで愛用されているのも頷けますね。

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