普段、インスタントコーヒーをどんな風に飲んでいますか？
単にスプーン1杯のインスタントコーヒーに、適当なお湯の量でしょうか？
インスタントコーヒーは手軽に飲めますが、カフェのような風味や香りに近づけるには、お湯の温度とお湯の割合はかなり重要です。
そこで、インスタントコーヒーを美味しくできるお湯の温度と、お湯の割合についてご紹介します。
インスタントコーヒーを美味しくできるお湯の温度とは？
インスタントコーヒーは、お店で飲むようなコーヒーの風味や香りに近づけるにはお湯の温度が重要です。
インスタントコーヒーを美味しく作るお湯の温度は、80℃から高くても90℃といわれています。
コーヒーを抽出する場合、温度が高ければ高いほど苦み成分のカフェインがより抽出されやすくなり、コーヒー本来の風味を味わえます。
反対に、苦味や酸味を少し抑えてまろやかさを楽しむなら、いつもより少し低めの温度のお湯を注いでみてください。
また、コーヒーの香ばしさをインスタントコーヒーで出すなら、一度、焦げ付きにくいテフロン加工のフライパンで乾煎りするのもおすすめです。
こうすると、コーヒーの香ばしさと風味が引き立ちます。
少しコーヒーの粉の色が変わってくる程度に煎るようにしましょう。
ただし、少量のコーヒーだと焦げやすいので注してください。
インスタントコーヒーの苦みや酸味が気になるなら、お湯で薄めるよりも電子レンジで30秒ほど温めると苦みや酸味が柔らかくなるので、味がまろやかなインスタントコーヒーになります。
インスタントコーヒーの風味を生かすお湯の割合は？
インスタントコーヒーの風味を生かすお湯の割合は、好みにもよりますがインスタントコーヒー約2g（ティーンスプーンで山盛り1杯）に対して、お湯の割合は140mlほどが適しています。
あまりお湯が多すぎてしまうとコーヒーが薄まってしまうので、ここは自分に合う適量を模索していくようにしましょう。
また、甘いお菓子やスイーツと一緒に楽しむ時や、少し疲れを感じている場合などは、お湯の量を増やさずにコーヒーを少し多めにするなど工夫すると、自分の好みの味になりやすいかもしれません。
インスタントコーヒーは、ドリップコーヒーなどの風味や味に劣りますが、お湯の温度やお湯の割合などで風味が変わってきます。
インスタントコーヒーも、コーヒー豆から抽出されたものなので、お湯の温度とお湯の割合が適量であれば風味や香りを出すことができますよ。
まとめ
インスタントコーヒーをアイスにして楽しむ時は、お湯を少なめにしてインスタントコーヒーは多めに入れると、コクのあるアイスコーヒーになります。
では、この記事をおさらいしておきます。
□インスタントコーヒーを美味しくできるお湯の温度
・80℃から高くても90℃
・まろやかにするなら、いつもより少し低めの温度にする
・フライパンで乾煎りすると香ばしさと風味が引き立つ
・電子レンジで30秒ほど温めると苦みや酸味が柔らかくなる
□インスタントコーヒーの風味を生かすお湯の割合
・コーヒー約2gに対して、お湯の割合は140ml
インスタントコーヒーは、リラックスタイムで飲むには最適な飲み物です。
どうせ飲むならお湯の温度や割合も工夫して美味しく飲みましょう！
