カプチーノの魅力といえば、ふわふわのミルクの泡。
カフェなどはエスプレッソマシンに付属したスチーマーでミルクを泡立てて、この泡をつくります。
一方家庭においては、専門店の真似をしてカプチーノを作ることは、決して簡単ではありません。
エスプレッソマシンは、たとえ家庭用のエントリークラスのモデルであっても、高価で入手が難しいのが普通だからです。
しかし、ここでミルクを泡立てる助けになる「ミルクフォーマー」と呼ばれる、手頃で使いやすいツールが登場します。それもなんと100均で購入可能なのです!
100均で手に入るカプチーノミキサー
ミルクフォーマーは牛乳専用の泡立て器です。
電動式の泡立て器としては非力なので、卵の白身や生クリームの泡立てには向きません。
しかし家庭で手軽にエスプレッソを楽しむという夢は、ミルクフォーマーを使うことで容易に実現できるのです。
ミルクフォーマーを使う前に、使う牛乳を温めておく必要があります。
小鍋を使っても良いし、電子レンジで数十秒間加熱しても構いません。
ただし、牛乳は絶対に沸騰させないようにしましょう。
沸騰した牛乳は泡立たなくなるからです。
牛乳は乳脂肪が3.5%前後ある、成分無調整牛乳を使うのがベストです。
乳脂肪の含有量が低い成分調整牛乳だと、泡立ちが良くなくて、きめ細かいふわふわの泡を作ることが難しくなります。
牛乳が60℃くらいに温まったら、ミルクフォーマーを容器の中に入れてスイッチを入れて、容器の中でゆっくりと上下させます。
すると牛乳がどんどん泡立っていきます。
コツは、できるだけ容器の底の方までかき混ぜることです。
泡のきめが細かくなって、出来上がったフォームドミルクの口当たりが良くなります。
牛乳の表面近くをかき混ぜているだけだと、空気を取り込みやすいため早く泡立ちますが、泡が大粒になって口当たりが悪くなるので気を付けて下さい。
1分間ほどかき混ぜたらフォームドミルクが完成します。
そうしたら泡の部分をすくって、あらかじめ入れておいたコーヒーにたっぷりとのせて下さい。
コーヒーはエスプレッソにこだわらなくても構いません。
ドリップで濃いコーヒーを入れても、インスタンスコーヒーを使っても、構いません。
以上でカプチーノの完成です。
まとめ
美味しいカプチーノを家庭で簡単に飲みたい場合、100均のミルクフォーマーが大いに役立ちます。
温めた牛乳をミルクフォーマーで撹拌すると、ふわふわの泡がたっぷりできるので、スプーンですくって濃く淹れたコーヒーの上にのせるだけです。
コーヒーもインスタントのものを使ったら、カプチーノ風の飲み物が、超簡単に作れてしまいます。