ウインナーコーヒーのという名前はどんな意味があるのでしょうか?

よくある話ですが、『ウインナーが入ったコーヒー?』と勘違いする方もいないわけじゃないですよね。

冗談はさておき、日本にある食べ物の中でもカタカタの名前には和製英語のものが比較的あり、外国では通用しない場合が多々あるようです。

ウインナーコーヒーの発祥は東京の神保町にある喫茶店だったということですので、もしかしたら同じかもしれませんね。

ウインナーコーヒーの名前について調べてみました。

ウインナーコーヒー ウィーン 意味

ウインナーコーヒーの由来は!?ウィーンの意味について

ウインナーコーヒーは1949年に東京の神保町で創業した老舗喫茶店『ラドリオ』で初めて提供され始めたと言われています。

コーヒーを客席に運ぶまでに冷めてしまわないよう、ホイップした生クリームをのせたのが最初なのだとか。

ウインナーの意味はオーストリアの首都である『ウィーンの』となり、実際ウィーンではコーヒーにホイップクリームを乗せたドリンクが親しまれていますが、実際には『ウインナーコーヒー』といっても現地では通じないということです。

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オーストラリアでは地方によってコーヒーの呼び方が様々であるそうですが、Einspänner(アインシュペンナー)というコーヒーが日本のウインナーコーヒーのもとになったという説があります。

これは半分がコーヒーで半分が生クリームになっているものなので、日本のものに限りなく近いといえますね。

アインシュペンナーとは『一頭立ての馬車をあやつる御者』という意味で、御者が主人を待っている間に飲まれたことが名前の由来で、通常はグラスに入れられるものなのだということです。

他にも、アインシュペンナーよりミルクの分量やグラスも一回り大きなFranziskaner(フランツィスカーナー)というものもあるそうです。

まとめ

『ウインナーコーヒー』は和製英語の部類に入るので、海外では通じないことがほとんどであることが分かりました。

『ウィンナー』はオーストリアの首都である『ウィーンの』という意味で、ウィーンにある『アインシュペンナー』というコーヒーとホイップが半々になっているものが、日本の『ウインナーコーヒー』のもとになったという話もあるそうです。

国や地方によって名前が異なるものは覚えておくと便利ですよね。

コーヒーには様々な種類や名前がありますので、自分のイメージにあったものをオーダーできるようにしたいものですね。

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