コスタリカという意味は豊かな海岸という意味が残されていて、大航海時代コスタリカに上陸したスペイン人が現地の人たちが金の装飾をしていたため、豊かに見えたのを理由につけた名前だそうです。
コスタリカという国はメキシコのちょっと下の方にあり、アメリカの中央部に位置している小さな国です。
日本と比べてしまうと人口も大きさも小さくて、人口は450万人程度であり、面積は北海道にも満たない5万キロメートル程しかありません。
昔はスペインの植民地の支配を受けていたので、今もその影響が残っており、みんなスペイン語で会話します。
コスタリカ内に30ヵ所以上の国立公園があり、40％以上森林地帯が制しているため、コーヒーを栽培するのにとても快適な環境なのです。
コスタリカはカリブ海と太平洋の海に面しているため、それを横断する火山帯が標高差のある地形を作っています。
コスタリカコーヒーの特徴とは？
コスタリカで生産されているコーヒーは全部アラビカ種であり、その中の90％以上が低地で栽培されているカトゥアイ種と高地で栽培されているカトゥーラ種となります。
コスタリカコーヒーの味は、深いコクと苦みがあり、酸味も豊かで香りも漂うという絶妙なバランスをしているのです。
標高が高いほど高級品と定められており、級は6つに分かれて格付けされています。
高い順にＳＨＱは標高1200ｍから1600ｍで、ＧＨＱは標高1000ｍから1200ｍです。
その次はＨＢ・ＭＨＢ・ＨＧＡ・ＭＧＡとなります。
コスタリカ産のコーヒーのうちの半分はスペシャルティコーヒーとして扱われていて取引されているそうです。
そうしてコスタリカは品質の向上と維持を今でも目指しているのです。
まとめ
コスタリカは日本より面積が小さく、尚且つ人口も少ないのに、コスタリカコーヒーが世に出回っているのはすごいですね。
それほどの努力をしてきて、今でも維持しているのだと思います。
全世界に広まっているコスタリカコーヒーを一度は試してみるのも良いでしょう。
