コスタリカ共和国というのは、420万人ほどの人口がいます。
面積は北海道の半分もない程で、51000キロメートル程度しかありません。
全体的に中央アメリカ南部にありますが、南西は太平洋で、北東はカリブ海に面しています。
そんなコスタリカで生まれたコーヒーの歴史はどのようなものなのでしょうか?
コスタリカコーヒーの歴史とは?
コスタリカのコーヒーは、最近になって始まりだしたのです。
最初は1792年にキューバからコーヒーが持ち込まれて、それをヒントにコスタリカでもコーヒーの豆の栽培が始まったと言われています。
輸出は1800年代から行われ、1870年代にはその輸出が拡大化し、コスタリカにとってコーヒーは大きな農産物となりました。
1933年にコーヒー協会のCICAFEが作られ、輸出や生産の品質向上が行われたのです。
コスタリカコーヒーは最近になって栽培されましたが、もっと近年にマイクロミル改革というのが行われました。
コスタリカでは、コーヒー農家というのは出荷業者や農協などにコーヒーチェリーを売ることで生活をしています。
そしてその出荷業者や農協は、コーヒー農家から沢山コーヒーチェリーを集めて水洗処理作業を行うのです。
コーヒー農家はマージンを業者たちにとられてしまうので、その分手取りのお金は少なくなってしまうシステムです。
ですが、自分でコーヒー豆を加工したりしないのでコーヒー農家にとっては楽ではあります。
この状況を直すためにマイクロミル革命というのが行われました。
コーヒー農家同士で集まり、自分たちで水洗処理作業まで全て行って、できる限り沢山の収入を上げようという運動があります。
特に2000年代に突入してからこのマイクロミル改革という運動が行われていて、コーヒー農家の手取りを下げずに、生計を良くする方法が今注目されているのです。
コスタリカコーヒーを飲んでみる
ブラックでも甘みが強い_φ(・_・ pic.twitter.com/vEaaU4DGk0— ほるすふぃ (@horsfie) 2017年5月5日
まとめ
コーヒー農家が豆を栽培しても、処理などを業者が行ってしまえば、せっかく育てている人たちが設けられないというのは可哀想な話です。
マイクロミル改革が作られてよかったですね。