エスプレッソは、エスプレッソマシーンを使って作るもので、カフェでも人気の飲み物です。
ということは、エスプレッソはマシーンがないと作れないことになりますよね。
でも、家にあるインスタントコーヒーを使って、エスプレッソの味を再現することはできます。
そこで、インスタントコーヒーで代用した、コクのあるエスプレッソの作り方をご紹介します。
インスタントコーヒーで代用した意外と美味しいエスプレッソの作り方
エスプレッソは、デミタスカップに約30mlほどの量を注いで飲むコーヒーです。
エスプレッソは、短時間で高圧力をかけてコーヒー豆から抽出したものです。
使っている豆はもちろんコーヒー豆で、コーヒーの旨味を短い時間で抽出して楽しむものです。
一方、インスタントコーヒーも、もとはコーヒー豆を焙煎して乾燥させたものなので、エスプレッソの原料と同じということになります。
つまり、自宅にあるインスタントコーヒーで代用して、エスプレッソ風のコーヒーを作ることは可能なんですね。
では、作り方をご紹介します。
用意するカップは、通常のカップでなく、デミタスカップを用意すればよりエスプレッソ感が出ますよ。
・材料
- インスタントコーヒー:2g
- 砂糖:4g
- お湯:80度のお湯60ml
・作り方
1.用意したカップに、インスタントコーヒーと砂糖を入れましょう。
2.1.にスプーン1杯程度の熱湯を入れてよくかき混ぜます。
3.2.に、今度は80℃のお湯を注いでください。
これで出来上がりです。
ちなみに、日本では、エスプレッソをそのままブラックで飲む習慣が定番ですが、エスプレッソの本場、フランスやイタリアは砂糖を入れて飲むのが主流です。
インスタントコーヒーで代用したエスプレッソのポイント
インスタントコーヒーで代用した、エスプレッソの作り方のポイントは2つの温度です。
まず、インスタントコーヒーと砂糖を溶かす時に使うお湯の温度は、沸騰したてぐらいのお湯を使うようにします。
こうすることでよく溶けてくれます。
砂糖を溶かす時には、湯煎したチョコレートのような、とろみが出るようにかき混ぜることが美味しいエスプレッソの作り方のポイントです。
そして、もう一つの温度のポイントは、80℃のお湯をキープすることです。
この温度が、インスタントコーヒーを代用したエスプレッソを美味しくさせるコツです。
お湯は、カップに入れてしまうと80℃を切ってしまうので、83℃~85℃の少し高めのお湯を用意して注ぐと、飲んだ時にちょうどいいかもしれません。
もしくは、あらかじめカップを温めておくのもおすすめです。
まとめ
インスタントコーヒーで代用したエスプレッソでも、お湯の温度で砂糖をしっかり溶かせば、エスプレッソのクレマも実現できます。
では、インスタントコーヒーを代用したエスプレッソの作り方を、もう一度おさらいしておきましょう。
・インスタントコーヒーと砂糖を混ぜる時は、沸騰したてぐらいのお湯を使う
・カップに入れた時に80℃をキープするように、お湯は83℃~85℃にする
・あらかじめカップを温めておくのもおすすめ
インスタントコーヒーのエスプレッソでも、コクと旨み、そして濃厚な味わい深いエスプレッソができるので試してみてくださいね!