ウインナーコーヒーは濃い目のコーヒーの表面にホイップクリームが乗っているものですが、日本では東京の神保町で昭和24年に創業した喫茶店『ラドリオ』が発祥の地と言われています。
創業当時、店内が広いため客席へコーヒーを運ぶ間に冷めてしまわないように、コーヒーにホイップクリームを乗せたのが始まりなのだそうです。
今では色々なお店で提供されており、作り方やホイップクリームの乗せ方にもそれぞれ特徴があるようですが、飲もうとするとこの山盛りのホイップクリームが鼻についたりして飲みにくいと感じられる方も多いのではないでしょうか？
また、夏場にはアイスのウインナーコーヒーが提供されたりしますが、こちらもどのように飲むのが正解なのかご存知ですか？
ここでは、このアイスウインナーコーヒーの飲み方についてご紹介します。
アイスウインナーコーヒーの飲み方について
ウインナーコーヒーの正しい飲み方というのは、そこまで厳密に決められてはいないようですが、ホイップクリームを混ぜずにそのまま飲むのが通の飲み方だという説があります。
最初に混ぜようとするとカップからこぼれてしまう可能性がありますので、まずは飲みやすくするためにクリームをスプーンで食べるか、そのままコーヒーを飲むかになるでしょう。
冷たい生クリームの下から熱いコーヒーの風味や香りを楽しんだ後に、スプーンで混ぜて違った味わいを堪能する方が多いそうです。
しかし、アイスウインナーコーヒーの場合は冷えているので、ホイップクリームがコーヒーと混ざりにくく分離してきます。
そのため、一緒についてくるスプーンでクリームを口に入れながら飲むのが一般的であるようです。
最終的にコーヒーとクリームのハーモニーを堪能できるホットのウインナーコーヒーとは、楽しみ方が違うようですね。
まとめ
ウインナーコーヒーは学生の街であった神保町の喫茶店が発祥なのですね。
山盛りのホイップクリームが特徴ですが、いきなりコーヒーと混ぜるのではなく、別々に味わった後に一緒になったものを楽しむのが一般的ということです。
ただしアイスウインナーコーヒーの場合はホイップクリームが溶けにくいので、スプーンでクリームを口に入れながらストローでコーヒーを飲むことになりそうです。
飲み方に厳密なルールはありませんので、自分が美味しいと思う方法で堪能するのがいいですね。
