最近、コーヒー好きの方が増えたことで、インスタントコーヒーの需要も伸びています。
ただ、インスタントコーヒーを飲み過ぎると体に害があるという話も聞きます。
実際のところ、体に害があるというのは本当なのでしょうか?
そこで、インスタントコーヒーが体に影響を与えるとしたら、どんな害があるのかについて調べました。
インスタントコーヒーの飲み過ぎは体に害があるってホント!?
インスタントコーヒーは、もともとコーヒー豆を挽いたドリップコーヒーと同じです。
ドリップコーヒーを乾燥させて固形化した状態で販売されているものがインスタントコーヒーです。
インスタントコーヒーは、ドリップよりも手軽で缶コーヒーよりも安上がりに楽しめるので、自宅に常備している方も多いですよね。
まず、インスタントコーヒーそのものに、健康を害するような影響はありません。
ただ、インスタントコーヒーは、ドリップコーヒーなどと違って、手軽に飲めるため一日に何度か飲んで飲み過ぎてしまうことがあります。
この飲み過ぎてしまうことが、多少なりとも体に害を与えるといわれています。
実際、調査してみるとドリップコーヒーと比較して、インスタントコーヒーの方が飲む量が多くなるという報告もあがっています。
インスタントコーヒーを飲み過ぎた場合、体に害を与える成分が、コーヒーに含まれる「カフェイン」です。
カフェインは、体に摂り過ぎてしまうと、カフェインの中毒症状を起こしたり、胃痛を引き起こす恐れがあるといわれています。
カフェインの中毒の症状は、個人差がありますが、カフェインを摂らないと不安感や焦燥感が湧き起こったり、急性の症状では頭痛や吐き気を引き起こすこともあります。
最近は、カフェイン入りのエナジードリンクなどもコンビニで見かけることから、カフェイン中毒について注意喚起もなされています。
では、体に害がない程度のコーヒーの量はどのぐらいなのでしょうか?
インスタントコーヒーを飲むなら、コーヒーカップで3~4杯が上限といわれて、それ以上飲んでしまうのは飲み過ぎになります。
また、それほどの量を飲まない方でも、インスタントコーヒーを濃い目で飲んでしまう方は、その分カフェインの摂取量が多く摂っていることになります。
インスタントコーヒーは適度な濃さで楽しむことも重要になってくるんですね。
まとめ
インスタントコーヒーに含まれるカフェインは、集中力をアップさせたり眠気覚ましにもなりますが、体に害を与えないようにするには適度な量でとどめておくことが大切ですね。
では、この記事をおさらいしておきます。
□インスタントコーヒーの飲み過ぎは体に害がある?
・インスタントコーヒーそのものには、健康を害するような影響はなし
・飲み過ぎると、カフェイン中毒や胃痛を引き起こす場合がある
・インスタントコーヒーは、コーヒーカップで3~4杯が上限
・インスタントコーヒーは適度な濃さで楽しむ
インスタントコーヒーを適度な量でおさえるなら、飲む量と飲むタイミングを決めて飲み過ぎないように楽しみましょう!